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シコケモ選手権2 - かじき

2019/07/14 (Sun) 22:58:13

灰色さん「はい、じゃあ次ぼくですねー(ガタッ)」

K「(何故席を立った…)」

~エントリーNo.2 灰染さん~

今回の待ち合わせで迷って遅れた末、LINEの連絡に星マークをつけて明さんに「もうやだこの子…」と言わせた大物。開口一番が「ごめんなさい」じゃなくて「お久しぶりです」だった。すごい。
常々ドラゴンになりたいと発言をしている生粋のドララーなので、皆からは基本的に「爬虫類」のあだ名で呼ばれている。

灰色さん「考えてきたのはこんな感じです。まず…」

・種族 オオカミ
・192cm 90kg
・32歳

K「オオカミだ…!!はちゅの事だから絶対鱗系だと思っていたのに…」

灰色さん「いつも明さんが狼を作っているので、今回は作ってこないだろうと思って逆張りをしました」

明さん「確かに作らなかったけど…!!」

K「体格は明さんのライオンさんに割と近いですね」

灰色さん「んー、そうですね。でも高身長で90kgなので、比較的こう、すらぁーっとしてる感じです。足とか長い感じ」

K「モテそう(こなみ)」

明さん「男女問わず人気ありそう」

K「所で名前はまだ決めてないって言ってましたけど…?」

灰色「あ、一応アーノルドっていう感じのを考えてました。紅茶に由来する名前でも付けようかなーって思ってたんですけど」

明さん「アーノルド(仮)」

K「だからさっきあんなに道途中にあったルピシアをガン見してたのか…それで、バトルスタイルはなんですか?」

灰色さん「それなんですが皆さん……サバットってご存じですか?」

明さん「あー」

くっちーさん「なんか聞いたことはある…」

灰色さん「ほう……Kさんは?」

K「………知らないです」

灰色さん「はい!ではご説明します!!サバットとは!!!!」

K「(急にイキイキしはじめたぞこの爬虫類)」

サバットとは、フランスで「紳士の護身術」と言われている武術である。サバットには以下の3つの流派がある。
離れた間合いでステッキを用いる「ラ・カン」。
互いの手足が届く範囲で打撃攻撃を打ち合う「ボックス・フランゼーヌ」。
そして投げ、関節技を含む「リュット・パリジェンヌ」。
それらを総合的に称したものが、「サバット」という武術である。

灰色「昔は脚に鉄板やナイフを仕込んでいたので、その時の名残で蹴りなどを足で受けると1点取られます。なので基本的に攻撃は手で受け流す感じ」

くっちーさん「あー…なるほど…」

明さん「他の格闘技や武道にもそういう昔の名残が残ったルールあるよね」

くっちーさん「ロマン…」

K「珍しい格闘技を持ち出してきましたね。バトルスタイルだけで充分キャラが立っている…」

灰色さん「近距離は投げや手足、遠距離はステッキで対応出来るので、技のバリエーションも多いんですよ。彼は常に間合いを変えて相手に慣れさせないように動き周り、嫌いそうなやり方を見つけて戦うんですね。おっ、こいつこれが嫌いなんだなーしめしめ…みたいな」

K「紳士の護身術なのに、戦い方が全然紳士じゃない」

灰色さん「そんなアーノルドくんなんですが…」

職業は執事。薄い金色の毛並みを持つ狼獣人で、内側の毛がほのかに白い。赤い瞳を持つ。
アメリカのスラム街に生まれ育ったが、地頭の良い彼は貧乏な両親と同じ暮らしを良しとせず、勉学に励んで大学の奨学金を努力で勝ち取る。
大学時代、1テーブルに1人ウェイターが着くような高級レストランでアルバイトをしていた所、今の御主人様に出会った。当時20歳。
テーブルを担当した時、所作などに出る彼の生まれが気になった御主人様の気まぐれが発動し「大学を卒業したらうちにおいで」とスカウト。
大学卒業後、日本に飛んで彼の屋敷で働きながら、教養と武術を叩き込まれて今に至る。
御主人様には彼に似たやんちゃな息子がおり、毒を持って毒を制したい御主人様の意向によりやんちゃお坊っちゃんのお世話を任されている。また、金色の毛並みも御主人様の目に止まった理由のひとつ。
服装は業務に必要な執事服が主だが、オフの時はポロシャツなどのラフな格好。
赴任時5歳だったお坊っちゃんも現在は高校生となっており、甥っ子のような存在のお坊っちゃんを溺愛しつつ進路を心配する日々である。

灰色さん「とまぁ、こんな感じですねー。何か他に聞きたいことありますか?」

K「質問です!アーノルドさんはノンケですか?バイですか?ゲイですか?!」

灰色さん「男にはちゃっかり手を付けるタイプですねー。抵抗なくつまみ食いしますよ」

K「なるほど…ちなみに受ですか攻ですか?!」

灰色さん「どっちもいけます」

K「ほう…高校生のお坊っちゃんの授業参観にも来てそうですし、これはたっちゃん先生との絡みも期待できますね…」

明さん「先生は自分からいくタイプじゃないからなー」

灰色さん「アーノルドは自分からも行くタイプですね」

K「わーい絡みが成立しうるぞこれ。狼とライオンってめちゃくちゃド定番じゃないですかやったぁ」

明さん「所でたっちゃん先生の受け持つ学校ってそんなに偏差値良くないし普通の公立高校なんですけど、お金持ちの息子がそんな所に通うんですかね?」

K「そこはほら…やんちゃなお坊っちゃんの世間知らずを治すために、お前行ってこい!ってやるんじゃない?」

灰色さん「お坊っちゃんはそんなに頭良くないしね…」

K「はー…たっちゃん先生ルートに行っても御主人様ルートにいってもお坊っちゃんルートに行っても美味しいキャラじゃないですか…個人的には御主人様にどんな教育を受けたのか実に気になります。絶対夜伽の教育も受けてるでしょー。ウマー!」

シコケモ選手権 - かじき

2019/07/14 (Sun) 12:33:25

K「今回は会議室を借りての語らいなので折角だからオモコ〇みたいな楽しい語らいや企画がやりたい!そんな訳で第一回、誰が1番シコいケモキャラを作って来れるか選手権を開催したいと思います!」

全員「わー」ぱちぱち

………………
ルールはシンプル。

一週間前から各自、自分がとってもシコいと思うケモキャラを考えてきて貰い、新宿の貸し会議室でそれぞれプレゼンをし、審査員が勝敗を決めます。
今回はテーマを「ファイター」とし、キャラのバトルスタイルも考えてきて貰いました。

エントリーは明さん、灰染さん、そしてK。
審査員はくっちーさんにやってもらう事になっています。
…………………

K「今回はフェチ関係なく平等な評価をしてくれるとのことです。くっちーさんよろしくお願いします」

くっちーさん「はい(おもむろに取り出されるiPad)(流れるヘビメタ)」

K「なんか激しいBGM流しはじめた…」

K「っていっても自分、1番手はやりたくないですな…誰が1番初めに発表する?審査員がデモンストレーションする?」

くっちーさん「え…考えてきたけど、最後がいい…」

明さん「じゃあ私が」

K「では明さんが1番手で。そうだ…これ散々言ってますけど、もし種族が被ったら笑っていいですか?」

灰染さん「笑おう笑おうー」


~エントリーNo.1 明さん~

ケモレス同人サークル「GLOWL」のシナリオ担当。
作ったキャラをよその子のサンドバッグにする流れを何故か自ら積極的に作っていくという、自キャラに辛辣な面がある。
事前には「爽やかとは縁遠いキャラを爽やかに仕上げるのも楽しい」と発言。やると言った瞬間、その数時間後にはもうキャラデザを仕上げてくる上、渋々な感じを見せてる癖にノリノリで持ち込んできた。
普段は若い狼キャラを手掛ける印象が強いが…

K「では明さん、早速プレゼンをお願いします」

明さん「はい、私が考えてきたのはこんな感じです」

・種族 ライオン
・187cm 95kg
・28歳
・バトルスタイル プロレス(ベビーフェイス)

K「ライオン…良かった…被らなかった…(ほっ)」

灰色さん「おー今回はライオンさんなんですねー」

K「安定と信頼のケモレスキャラ。今回はベビーフェイスなんですなぁ。明さんはいつも十代のキャラを作ってくるイメージがあるからちょっと新鮮さもありますね」

明さん「はい。続いてなんですが…」

名前は篠崎龍輝(シノザキタツキ)。
高校の先生で現代国語を教えている。
担当は1年B組。まじめで温厚な性格であり、一人称は俺。アイスブレイクがうまく、生徒からはたっちゃん先生の呼び名で親しまれている。
毛色は一般的な褐色のライオンカラーで、たてがみの色が濃い。瞳は黒と日本的な感じ。
服装は爽やかでユニクロの感動パンツとか履いてるタイプ。アンダーリムの眼鏡をかけ、たてがみは短く切りそろえている。
そしてノンケ。

教師の卵でまだまだ新人の彼であるが、大学時代に教師の資格をとるべく勉強していたころはプロレスサークルにいた。元々文系ではあったが体格が良かったので先輩からの勧誘を受けプロレスサークルに引っ張られ、そこから面白さに目覚めていく。
一時期はレスラーになる夢を持っていたが、団体からは尽く入団を断られてしまい教師の道へ。しかし夢を諦めた訳ではなかった。
それは2年目の春のこと。ボクシング部が問題を起こして廃部になってしまい、リングの残った空き部屋が学校に出来る。彼はボクシング部の名残が残るその部屋をそのまま流用し、プロレス部の発足を考えた。
なんとか興味のある学生を捕まえて部員を3人集めるが、やはり少ない部員数では部とは認めて貰えず、同好会としての形をとることに。
同好会なので部費が出るわけでもなく、4本ロープのリングをそのまま使うような悲しい状態。
そこで資金を稼ぐため、とあるアルバイトを秘密裏に行うことになる。それがバーのボーイであるが、務めるバーは会員制プロレスバーとしての形をとっており、勿論彼もコスチュームで勤務することに。
棚から引っ張り出して使った大学時代のコスチュームは、側面に金のラインが入った赤のハーフタイツ。シューズとリストバンドは赤で統一しており、龍輝の名前に因んでドラゴンのマークがついている。ちなみにヒールではないので奇抜なリングネームやマスクはない。
得意技は打撃と投げ技、ドラゴンスープレックス。
ちなみに複雑な技はなんとなく見た事があるけど仕組みや掛け方は分からない、といった感じなので、抜け方が特殊な関節技が苦手。
当初はプロレスバーだよ、と大学の同期に言われて務め始めたのだが、彼が思っていたその場所は単に酔っ払い相手にプロレスの試合を見せるだけの場所ではなかった。
デビュー戦でリングに上がった彼は、なんと一晩で陵辱され処女も童貞も奪われてしまう。そこは女人禁制、そういう方面の趣味を持つ男性達がリングで犯し犯され合うレスラー達を観戦して楽しむエロレスバーだったのである。

明さん「ウブで恋愛も知らない彼は、リングでこんな目に遭ってしまったことで、当初は大変に怒ります」

K「ライオンさんもおこだよね、そりゃ」

明さん「しかし初々しさもあり犯される姿が客に大ウケで、一躍大人気に。ファイトマネーは1試合で数万円が手に入ってしまいます。チケットは販売して直ぐに売り切れるような状態です」

K「キャラ立ちも実力もなく尽く入団を断られてたたっちゃん先生も、こんな所で売れるとは思わなかっただろうに…」

明さん「彼はプロレス部発足のため、そして部費を稼ぐために教鞭を取る傍らで月イチくらいのペースでボーイを続けることに。ちなみに嗜好品ですが、煙草を吸ったり吸わなかったりです。プロレスをやめてた頃は吸ってたけど、プロレスやってる今はバニラフレーバーのニコチン入ってない電子タバコを吸ってます」

K「甘党っぽくてかわいい。そしてプロレス部発足に奔走する流れが完全にアニメの第1話ですな…け〇おんで見たような感じだ」

灰色「顧問スタートとは新しいwwww」

くっちーさん「アイスブレイクが上手くて親しみやすい先生、いい…!!(しみじみ)」

K「…………しかしなんというか…一通り聞いてみてボリュームと内容の密度がすごい。質疑応答で掘り下げて設定ガバガバな部分を突っ込んでやろうと思ってたのに、気になった点が全てプレゼンの中で明らかにされてしまった…これ、やるよーって開催宣言したすぐその日に書き上げてきたんだよね?」

明さん「筆が乗りました」

灰色さん「文字書きってすごい」

K「一週間前にやろうぜ!って言った時はえーとか納期一週間かぁとかぶーぶー言ってた癖に思ったより本格的に仕上げてきてバードルが上がった…っていうか普通にこのシナリオで本作れるじゃん。読みたい」

くっちーさん「Growlはもう次の本決まってるから…」

明さん「出すとしたら3年後くらい?」

K「くっちーさんも社畜しながら本作るの大変そうだしなぁ。あーこの後発表したくない。めちゃくちゃハードル上げてきたんですけどこの人」

灰色「じゃあ次ぼく行きましょうか?」

K「はちゅ!頼む!この明さんがめちゃくちゃに上げてきたハードルを下げて!!」


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